【インタビュー】Petit Brabancon、ミヤが語るアルバム『Fetish』「やっぱりドリームチームだなって感じがある」 | バークス

【インタビュー】Petit Brabancon、ミヤが語るアルバム『Fetish』「やっぱりドリームチームだなって感じがある」 | バークス

京(DIR EN GREY / Voice)、yukihiro(L’Arc-en-Ciel / Drums)、ミヤ(MUCC / Guitar)、antz (Tokyo Shoegazer / Guitar)、高松浩史(THE NOVEMBERS / Bass)によるPetit Brabanconが8 10日、1stアルバム『Fetish』をリリースする。 いよいよモンスターバンド化するドリームメンバーが全貌を現す瞬間すだ。 BARKSはアルバム『Fetish』を解き明かすべく、バンド本格始動時と同様にメンバーのパーソナルインタビューを試みるた。

◆プチ・ブラバンソン(プチ・ブラバンソン) 画像・動画

京、高松浩史に続く第三弾は、ミヤ。結果、1stアルバム『Fetish』は収録全13曲中8曲ミヤが進行したものとなった。高松インタビューで語られていたように、ミックスの全体的なディレクションを担ったという意味でも『Fetish』サウンドへの貢献は大きい。 完成したアルバム『Fetish』の手応え、このバンドで実現した新たな試み、 MUCCとの違い、メンバー同士のやり取り、そして今後について聞いていたロングインタビューをお届けしたい。

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■全員が連続して見ていたのは
■アルバムのトータル感だった

──いよいよアルバムが完成しました。

ミヤ:結構長い期間、作っていたんです。2年前か3年近く前から作っていた楽曲も入っているので。だから、「作り終わりました!」感はそんなになかったですかね。ていたという感じです。

──逆にいうとこの2〜3年のミヤさんの活動の集大成という意味合いもある?

ミヤ:うーん、始まった時は調べながらやっていた部分もあったんですけど、何曲か作ってレコーディングして完成させてっていうのを繰り返して、段階を踏むごとにまとまってきた感じはありました俺の集大成というか、「どういう感じがこのバンドに合うんだろうなぁ」と探りながらやった結果が表れた真っ先っていう気がする。

──最近お話をお聞きした時は、ミヤさんが京さんやyukihiroさんに歌わせたり演奏させたい曲を書いた、という意味のことをおっしゃっていると思うんですが、その考え方は変わっていません?

ミヤ:そうですね。でも逆に「こういう曲をやってみたいなぁ」って京さんに言われたこともあって。

──京さんもおっしゃってましたけど「オープニングに勢いのある曲が欲しい」というリクエストがあったらしいですね。

ミヤ:はい、そうですね。「ちょっと作ってみてくれないかな」って言われて、あれを作ったという感じですね。

──最初に曲を作り始めたときはPetit Brabanconがどういうバンドになるのかもわからなかったし、京さんやyukihiroさんミヤさん以外のメンバーもまだ決まっていなかったわけですよね。て、レコーディングも進んで、ライヴも短い2本やった(武道館イベント/クラブチッタシューティングライヴ)。

ミヤ:はい、そうですね。 結構間に合って、バンドのステップがすごいスピードで上がっていた気がしたんです。ギターに関して言うと、最初の頃はantzさんと「このフレーズがこうでこうで」っていうのは結構やってた部分もあったんです。全部で3回あったんですけど、今はもう打ち合わせはほとんどないですね。

──最初は言葉で確認しないとうまくかみ合わない部分もあったけど、今は普通に音を出すだけでばっちり決めるようになったと。

ミヤ:言葉のやり取りが限りなく減ったという感じですね。やっていくうちに段々「どういうのがやりたいのかな、京さんは」みたいなことは、最初の頃より掴めてきた感じがあって。それとは対極の、ちょっと自分が挑戦してみたい新しい試みをやった曲もあって。

──ちょっとダークなヒップホップっぽいリズムの曲ですね。

ミヤ:そうです。

──答弁がずっと京さんの語りで、途中でスクリームになる。

ミヤ:自分的にはヒップホップとメタルのミックスみたいな感じのイメージなんですけど。そこに自分なりの新しい試みも入れて、それに対して異論が出てくることは皆無だった。が一貫して見ていたのはアルバムのトータル感だったような気がする。ちゃんと考えているのかなっていう感じでした。


▲<DANGER CRUE 40th Anniversary JACK IN THE BOX 2021 supported by MAVERICK DC GROUP>2021年12月27日@東京・日本武道館


▲<プチブラバンソン 1st Premium Shooting Live 2022「フキ」>2022年1月14日@川崎・CLUB CITTA’

──「Petit Brabanconっていうのはこういう音楽なんだ」、「Petit Brabanconのファーストアルバムはこういうものにしたい」っていうか、みたいなコンセンサスみたいなものが段々形成されていたということなんで。

ミヤ:もちろんそこは京さんが軸になっていて。選曲も京さんが中心なので。京さんのイメージを一番最初に汲み取って、みんなで考えてるっていう感じですね。 「この曲がいいと思うんですよね」 京さんの考えに対して「いいと思いますけど、この曲はどうですかこの曲はなくてもいいんじゃないですか」というか議論はしていました。

──ミヤさんから見て、京さんのヴィジョンはどういう風に映りましたか?

ミヤ:うーん、なんていうんですかね、ヘヴィメタルというよりはハードコア色が強いかなという感じはしましたね。例えばKORNとか、そういうビッグなバンドではなくて、もうアングラな。聞いていたけど、今サブスクにはないバンドみたいな。 あの、最初だけ出ていきなりなくなったバンドとか、結構いたじゃないですか。

──いましたね、いっぱい。

ミヤ:結構その中にも良いなと思えるバンドもいっぱいいて。これがバンドのファーストアルバムだということ。

──京さんがしゃるには、1位らしい荒っぽさというか勢いというか。そういうものを重視したと。

ミヤ:はいはいはい。


▲『フェティッシュ』完全限定盤

──そうやって京さんの考え方を汲み取るのはもちろんあって、交渉ミヤさんがこのバンドで実現したこと、やりたかったことっていうのもあると思うんですけど。

ミヤ:もちろん京さんが持っているイメージを自分のフィルターを通して作品にしていくということが一番なんですけど、その中にやっぱり「こういうアプローチは聞いていないよね」とか「こういうバンドは聴いたことある」とか「プチブラバンコンでしかないよね、この感じ」っていうのがあればある。ていくんですが、それぞれ皆さんの個性が強いので、京さんが歌ったら京さんの歌になり、yukihiroさんが叩けばyukihiroさんのドラムになるんですよ。

──ですよね。

ミヤ:ただ、それぞれの個性を超えたところで新しい何かになったらいいなという。

──その一つ表れが「I kill yourself」だったりするわけですか?

ミヤ:あれは単純にヒップホップっぽいのをやってみたいな、ぐらいの感じですね。 俺の中では荒っぽさ、ハードコア感というものの中にヒップホップ感も含まれていたという感じです。ヒップホップのつもりで作ったところで、このポイントでやったらヒップホップにはならなくなる。 そういうところが面白いかなと思いますね。

◆インタビュー【2】へ

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