長く愛されてきたSTUDIO COASTの移転先、YOKOHAMA COAST Garage+ってどんなところ? – 音楽ナタリー

長く愛されてきたSTUDIO COASTの移転先、YOKOHAMA COAST Garage+ってどんなところ?  - 音楽ナタリー

プロジェクトマネージャーの片岡由紀が語る「新しいCOAST」の未来


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本日8月6日、神奈川県横浜市にライブハウスYOKOHAMA COAST Garage+がオープンした。

YOKOHAMA COAST Garage+は、1月末で閉店した東京・新木場のライブハウス「STUDIO COAST」の移転先です(参考:STUDIO COASTが横浜に移転、リニューアルオープン、駅直結の隠れ家的なライブスペースに) . 店舗は、横浜駅南東口直結の複合型体験エンターテインメント施設「阿蘇ビル」の地下1階にあり、STUDIO COASTと同じくマザーエンタテインメントが運営しています。 音楽ナタリーがYOKOHAMA COAST Garage+のオープンに合わせ、同店の経営者であるマザーエンタテインメントの片岡有希さんにインタビューを行った。 STUDIO COASTとの関わりや、YOKOHAMA COAST Garage+の魅力、今後の経営展望などについてお話を伺いました。

インタビュー/芸術 / 佐川リナ 写真 / 大川慎司

COASTの新しい姿を愛でてほしい

片岡祐希

片岡祐希

──まず、STUDIO COASTをASOBUILDに移すことになった経緯を教えてください。

アソビルは2019年3月にオープンした施設です。STUDIO COASTが2022年1月に閉館することが決まった際、マザーエンタテインメントがSTUDIO COASTを何とか引き継げないかと考えていたところ、こちらの施設を見つけました。 そのため、2021年12月までは別会社がアソビルを運営していましたが、今年1月からマザーエンタテインメントが運営しています。 実は私はその「他社」にいた者です。 マザーエンタテインメントの社長から、私がASOBUILDを引き継いだ場合、YOKOHAMA COASTgarage+の経営を続けたいかどうか尋ねられました。

YOKOHAMA COAST ガレージプラスの入口。

YOKOHAMA COAST ガレージプラスの入口。

YOKOHAMA COAST ガレージ+階段。

YOKOHAMA COAST ガレージ+階段。

ヨコハマコーストガレージプラスの受付。

ヨコハマコーストガレージプラスの受付。

──STUDIO COASTを継承するという部分についてはどうお考えですか?

COASTの名を継承し、店内はSTUDIO COASTのシンボルとなっている真っ赤な八角形のスピーカーで飾られています。 STUDIO COASTから音響・照明機材も持ち込みました。 逆に言えば、それは継承の範囲かもしれません。 個人的には受け継いでいきたいと思いますが、新しいCOASTも作りたいと思っています。 インテリアもSTUDIO COASTとはかなり違いますし、STUDIO COASTが好きな人が我が家に来ると、きっとギャップを感じると思います。 「雰囲気が違うじゃないですか!?」 新しい世界のヨコハマに新たなCOASTを創り上げ、新しいCOASTの姿を愛していただきたいと考えております。

ヨコハマコーストガレージプラス内。

ヨコハマコーストガレージプラス内。

STUDIO COASTのシンボルとなっている八角形のスピーカーを館内に展示。

STUDIO COASTのシンボルとなっている八角形のスピーカーを館内に展示。

──なるほど。 YOKOHAMA COAST Garage+になる前のASOBUILDの地下1階は、どんな空間だったのですか?

オープン当初は駐車場でしたが、2019年にバーラウンジ「PITCH CLUB」としてリノベーション。 ときどきDJイベントを開催していましたが、本業はバーの営業で、動線も出演者の待合室もありませんでした。 YOKOHAMA COAST Garage+をオープンするにあたり、ライブ販売のメインボックスとしての位置を離れることを決め、そこから一気にリニューアルを進めました。 YOKOHAMA COAST Garage+にはメインステージとサブステージがあり、メインステージとサブステージは音が混ざらないようにチューニングされています。 2つのステージをつなぐロビーフロアは、ソファや椅子をふんだんに配置したくつろぎの空間。 メインステージ、ロビーフロア、バーカウンターはPITCH CLUB時代からあまり変わっておらず、新設・改装されているのは出演者用の動線と楽屋エリア、サブフロアのみ。 -ステージ。 . 最大収容人数は、メインステージ、サブステージ、ロビーフロア合わせて立食800名。

ヨコハマコーストガレージプラスのサブステージ。

ヨコハマコーストガレージプラスのサブステージ。

横浜コーストガレージプラスのPAデスク。

横浜コーストガレージプラスのPAデスク。

ヨコハマコーストガレージプラス内。

ヨコハマコーストガレージプラス内。

──リニューアルでこだわった部分はありますか?

出演者は過ごしやすいですか? サブステージ側の楽屋はカフェのようなかわいい空間で、写真を撮ってSNSに投稿してもらうことも目指しています(笑)。 メインステージに新設された楽屋はシンプルなもの。 また、リニューアル前は出演者と観客がぶつかり合うようなデザインでしたが、リニューアルで改善されました。

YOKOHAMA COAST ガレージ+舞台裏。

YOKOHAMA COAST ガレージ+舞台裏。

YOKOHAMA COAST ガレージ+舞台裏。

YOKOHAMA COAST ガレージ+舞台裏。

YOKOHAMA COAST ガレージ+舞台裏。

YOKOHAMA COAST ガレージ+舞台裏。

人々が出会う場所

──現在、新型コロナウイルスの感染者が全国的に増加し、「第7波」が拡大していますが(インタビューは7月下旬に実施)、コロナ禍が続く中でライブハウスをオープンすることについてどうお考えですか

2019年、PITCH CLUBの責任者になりました。 やりたいことができず、思い通りにいかず、それが2、3年続きました。 そんな漠然とした状況でマザーエンタテインメントに運営が変わったので、YOKOHAMA COAST Garage+の事業責任者として残ってもらえて嬉しかったです。 このような状況下で新たなライブハウスをオープンするのは大変なことだと思いますが、エンタテインメントが途絶えてはならないと強く思っています。 外に出たり、人と接する機会が減り、精神的に疲れてしまう方もいらっしゃると思います。 そんな人たちのために、出会いの場を作り、外に出るきっかけを作っていきたいと考えています。 もちろん感染対策はできる限りやります。 スタッフの健康管理、お客様への検温やアルコール消毒、空気清浄機等 今後のコロナ状況を鑑み定員制限を検討させて頂きます。

YOKOHAMA COASTガレージ+ドリンクカウンター。

YOKOHAMA COASTガレージ+ドリンクカウンター。

──今後の店舗運営における客層やターゲットは?

ネガティヴに聞こえるかもしれませんが、横浜エリアは昔からエリア外の人を寄せ付けないタイプの人でした。 端的に言うと仲間意識が強いのですが、横浜だけでなく横浜以外からもお客様に来ていただきたいです。 そんな観客を魅了できるライブやイベントを開催していきたいです。

ヨコハマコーストガレージプラスのロビー階。

ヨコハマコーストガレージプラスのロビー階。

──PITCH CLUBはもともとバー業だったと聞きましたが、YOKOHAMA COAST Garage+はバー業をやらないのでしょうか?

基本的にはボックスにしてライブをやろうと思ってますが、ライブがない日は飲み放題という形でやっていきたいなと思っています。自分のイベント。 7月14日のプレオープン以来、ほぼ毎日この企画をやっております。 アーティストやDJのパフォーマンスが見られるわけではなく、YOKOHAMA COASTのgarage+でお酒が飲めるという意味ではなく、まずはこのボックスを知ってもらいたいので続けていこうと思います。しばらくの間、日曜日と月曜日を除く毎日。 . 営業時間は19:00~24:00です。 あとは、この社内イベントだけに、女性専用席を設けています。 食材の持ち込みOKですが、こちらではご用意しておりません。 ビルの1階がレストラン街なので、そこでテイクアウトしたいと思っていました。 建物全体を盛り上げたい。 1階テナントでお食事されたお客様のセカンドレストランとして需要が高まっておりますので、今後もこのイベントをお探しの方が増えていくことを願っております。

YOKOHAMA COAST Garage+の社内イベント当日に女性専用席を設置。

YOKOHAMA COAST Garage+の社内イベント当日に女性専用席を設置。

──今後、YOKOHAMA COAST Garage+をどんなお店にしていきたいですか?

ライブ販売に力を入れたいところですが、多目的ホールであることをお客様に説明することが多いです。 アーティストが出演するライブイベントはもちろんやりたいし、クラブイベントもやります。 また、結婚式のショーケースや企業宴会、学生のダンスイベントなどもできたらいいなと思っています。 STUDIO COASTではできなかったことがYOKOHAMA COAST Garage+でできるようになり、多くのお客様にさまざまな形でご利用いただけることを願っています。

ヨコハマコーストガレージプラスのロビー階。

ヨコハマコーストガレージプラスのロビー階。

──最後に、ミュージックナタリーの読者に一言お願いします。

とにかく新しいCOASTを楽しみに来てください!

片岡祐希

片岡祐希

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